ハチ公バスだ、ワン、ワン、ワン!

ハチ公バスジャケット

「犬と結婚したい」と日頃から呟き、友達からドン引きされているMIKAです。
犬の中でも特に憧れのプリンスは、「ハチ公」です!
ハチ公のストーリーを思い出すだけで、泣けてきます。

上京したばかりの頃、恵比寿を歩いていた時のこと。
犬の顔した小さなバスが、目の前を通ったのです。
「あれは、なんだ???」と思って調べてみたら、渋谷区のコミュニティーバス「ハチ公バス」でした。
それからもハチ公バスを見かけるたび、ちょっと意識していました。

それから4年後、なんと、「ハチ公バスの曲、作ってみてくれる?」という話を、原宿少年少女合唱団の瀬戸典子先生よりいただきました。
「え〜っ!!!私、ハチ公が大好きなんです!!!」と興奮気味に言うと、
「合唱団の子供達がいつもお世話になっている渋谷区のために、何かしたいと思うんです。あの可愛いハチ公バスに音楽がついたらいいなと思って。。。」
と、先生から熱い想いを聞かせていただきました。

まずはハチ公バスに乗ってみよう!と、今年のお正月休みに1人でバスに乗りました。
渋谷に住むなんて、田舎モノの私からしたら夢みたいですが、確かに住んでいる人がいるんです。
のぼりくだりの坂道を歩くのはけっこうシンドイし、「ちょっとそこまで」行きたい時に、気軽に使える交通手段がないんだなあと思いました。
それに、道が狭いところがけっこうあって、大きなバスで通るのは大変です。
そんな時に、オレンジ色の小さなポンチョバス、「ハチ公バス」はとても便利!
窓から景色を見ながら、この風景にどんな音楽が似合うかなあ・・・と考えているうちに、曲も詞も同時に浮かんできました。
ハチ公バスだ、ワン、ワン、ワン!」と子供達の声が聴こえてきたのです。

レコーディングについては前々回のブログにも書かせていただきましたが、子供達が一生懸命に頑張ってくれて、とても自然で良いテイクが録れました。
また、デザインをしてくれた株式会社ASTAのクロケンさん、maoiさん、yukiちゃん、カメラマンの青木さん、ツーファイブの堀口さんをはじめとするレコーディングスタッフの皆さん、歌のおねえさんとして参加してくれた武内に御礼申し上げます!
そして、5月10日。。。
渋谷区役所でCDの贈呈式が行われ、武内と私も出席させていただきました。
「大好きな渋谷区長に喜んでもらいたい!」と子供達は笑顔で精一杯歌いました。
このCDは非売品ですが、渋谷区の図書館で貸し出しをしたり、小学校に配布されるなど、有効に使っていただけるようです。
ハチ公バスだ、ワン、ワン、ワン!」と、バスを見るたび、乗るたびに、思い出していただけるような曲になるといいな〜!
渋谷の町に、ハチ公バスが響きますように!